社長挨拶(採用メッセージ)

メッセ―ジ


入社時から現在まで成長した要因
一言で言えば、「ピンチはチャンス」という言葉につきます。

私が入社した平成7年の当時は、約20名で約19億円の売り上げでした。沖縄向けの輸送手配業務が90%の売り上げを占めていましたが、価格競争が激しくなっていたタイミングでもあり利益がかなり減少していたんです。このままいけば、数年後には倒産するんじゃないかと思えるほど苦戦していたのを覚えています。

当時、営業活動をしていて取引先の一部しか輸送受注していないことに気付けたのが大きかったと思います。そこから北海道航路から始まり九州地区などの全国輸送の業態に舵を切っていきました。

私は異業種からの転職だったため、取引先へ訪問しては業界の動きを教えてもらい、オークション輸送以外にもレンタカー、リース車両関係などとにかくがむしゃらに営業活動をすすめていました。人員も少なかったので、現場の車両点検を行いながら、空いた時間で営業活動をしていたのが懐かしいですね。

当時を振り返って
当時大きな売上を占めていた沖縄輸送に頼りすぎて現状に甘んじていて、お客様の送迎や現場作業が済むとほとんど事務所で時間を過ごしている方が多かったように感じます。

私は「このままではいけない」と感じていたので、他の社員へ目標を立てる重要性を教えて、営業結果を出す事の喜びを感じてもらうことを大切にしました。

当時の社長からは15%の売上アップが目標として掲げられていましたが、結果的に売上50%を達成し大幅な業績アップに繋がったので、考えが正しかったんだと自信に繋がったような気がします。

メッセ―ジ

大切にしている「知恵を絞る」という考えについて
結果を出せれば仕事は楽しいもので、そのためにも知恵を絞ることが重要だと考えています。「出来ません」と言う前に、出来るように調べて工夫することが何よりも大切で、知恵を絞り、出来る方法を考え出すことが何より自分自身の成長に繋がります。

昔は今ほど輸送手段も充実していなければ、協力会社もタウンページで探していたような時代です。その中でもどうすれば効率的に、そしてスピーディーに輸送手配が出来るのかを常に考えてきました。時代が変わっても「常に知恵を絞ること」は変わる事の無い原点だと思います。


スタッフとのコミュニケーションで気を付けていること
社員数も増えてきたことで、日常的に会話をするのはどうしても経営幹部のメンバーが中心になってきます。全てのスタッフと日常会話をすることは少ないからこそ、

「関係者との約束は必ず守る」
「社長としての言動には注意を払う」

ということを大切にしています。頻繁に会話することがないからこそ、約束は大切ですし、言動ひとつも重要なものだと思うのです。

社長として他の社員からは常に見られている存在で、その言動には非常に大きな責任を伴うので、あとから「言った・言わない」ということにならないよう、メールでのやり取りには、きちんと文章で返事をするということも気をつけていることの1つです。

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今後の展望と想い
26年前は協力業者が数社しかいない時代から、現在は約400社を誇る全国規模での協力体制になり、着実に成長を遂げています。

それも、全拠点の社員全員の頑張りがあってこそ成長出来たのだと考えています。

現在はコロナ禍のため、なかなか社内イベントなどを開催することが出来ませんが、そうした機会には多くのスタッフと話したいと思いますし、日頃の感謝をいろいろな形で少しでも返せたらと思っています。

更なる高みを目指して、売上200億円の目標向かって共に歩んで行けるスタッフが新たに加わってくれることを楽しみにしています。

令和4年4月 代表取締役 森谷一宏

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